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2024年05月08日
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【ポケモンBW2】 チャレンジモード・タマゴプレイ #03 "Thunderbolt"

2012年10月07日
■廃人達の巣窟へようこそ

 アクロマ戦を経て、新施設「ジョインアベニュー」を抜けると、やはり前作とほとんど変わらぬ町並みが懐かしいライモンシティに到着します。
 「ジョインアベニュー」は色々な機能を持った「街」を作ることが出来る(育成面における)戦略的な要素に影響しうる施設で、「お金を払ってレベルを上げる」「お金を払ってタマゴ孵化を促進する」「お金を払って努力値を振る/リセットする」といった事が可能です。が、本プレイでは一切利用しない予定です。

 ライモンシティに着くと、いきなり(この世界の)電車運転士の制服と思しき服を着た2人が少女に絡まれていました。声をかけてみると、どうやら「バトルサブウェイ」のトップ、「ノボリ」「クダリ」に、「メイ」なる少女がバトルするようせがんでいる様子。
 成り行きのままバトルすることになりましたが、メイのポケモンがLv25のフタチマルということもあり、おんぶに抱っこで何とか勝利。ここからバトルサブウェイの機能が利用できる……のでしょうか。
 このバトルサブウェイ、過去作の「バトルタワー」「バトルフロンティア」と同じく、コンピュータが操作するトレーナー相手に7連戦していく施設になっています。第四世代の頃と異なり、「バトルファクトリー」等の特殊レギュレーションは無くなってしまいましたが、私は育成とか全く気にしない人間でしたので、BW1クリア後に行っても21連勝できませんでした。

 ちなみに私にはこんな経験が。
 私「BPを集めたいのですが、バトルサブウェイで勝つにはどうすればいいですか?」
 答「『こだわりスカーフ』や『きあいのタスキ』を用意して暴れましょう」
 私「BPを集めたいのですが、バトルサブウェイで勝つにはどうすればいいですか?」
 答「えっ」
 私「えっ」

※『こだわりスカーフ』『きあいのタスキ』は、どちらも対人戦環境でもよく使われる強力な持ち物。BW1ではそれぞれ48BPで交換できる。ちなみに1周(7連勝)ごとに貰えるBPが3点で、それが全勝3n周目だった場合は10点になる。

 それが出来ないんだから勝ち方を聞いてるんだってばよ。

 全く余談ながら、ガーディのタマゴを提供してくれた友人は、デフォルトネームも何も知らずに直感的に「メイ」の名前を主人公につけたようです。
 通信交換したらスキンヘッズのメイが登場して素で噴き出した。


■通常魔法(禁止カード)

 ライモンシティは中心街と遊園地エリアのふたつから構成されており、前作では遊園地エリアにあったジェットコースター施設がそのままポケモンジムを兼ねていました。
 しかし今作では「旧ポケモンジム」との看板が立てられており、観覧車をはさんで新しくポケモンジムが建造されています。が、ジムリーダーの「カミツレ」は現在ジェットコースターに乗りに行ったとの事。
 ジェットコースターを乗り継いで奥に行く(途中トレーナー戦2回)と、「カミツレさんならジムに戻った」と言う女性が立っていました。これでジムリーダーに挑戦できます。
 ……が、今のLv18では明らかに力不足でしょう。ということで、前回紹介したポケモンブリーダーのヤスコを使い、Lv20までレベリングしました。この結果、ガーディが「きしかいせい」をレベル技として取得(Lv19)。あれ、確か前作ではダゲキ先生がLv50頃になってようやく覚える技だったと思うんだけど……?

 新しいライモンジムは、どうやらファッションショーのステージとして流用できる形に立てられた模様。ランウェイ(ファッションショー等でモデルらが歩く通路)の上にトレーナーが配置されており、ライトアップされた領域に入るとポケモンバトルが始まります。なお、回避できません。今作は多いなあ、強制バトル。まあバトル端折れるジムって無かった気はするけど。

 さて、前作のライモンジムでは、一匹の「黄色い悪魔」が猛威を振るいました。
 その名はエモンガ、あのサンダーと同じ「電気/飛行」タイプの一般ポケモンです。種族値も意味不明に突っ走っており、サンダー(100)やあのガブリアス(102)、ミルタンク(100)より速い素早さ種族値103。「電気タイプのジムとかwwwwww地面タイプでwwwwww余裕でありますなwwwwww」という気持ちで挑むと呆然とする事請け合いな上、電気技を通しにくい草タイプはタイプ一致の「つばめがえし」で対応してくる難敵です。さらにこの素早さから第五世代新規の電気技「ボルトチェンジ」により、結構な威力の攻撃をしながらヒットと同時にポケモンを交換するという戦法を採ってくるカミツレ自身が凶悪な相手です。
 また、前作のカミツレのエース、ゼブライカは第五世代の新しい炎技「ニトロチャージ」を覚え、これまた草タイプに対応してきます。草タイプ使いの俺涙目……といいつつ、実はBWは御三家三匹+ユニランで旅をしたのであんまり関係なかったのであった。どの御三家でもきついわこの攻撃範囲。

 そんな今作は――やはりトラウマになりそうです。

◆ジムリーダー:カミツレ(チャレンジモード)
・エモンガLv30(特性せいでんき、オボンの実持ち)
 ボルトチェンジ / 追い討ち / 燕返し / 電光石火
・モココLv30(特性せいでんき)
 ボルトチェンジ / 電磁波 / 突進 / 妖しい光
・バチュルLv30(特性きんちょうかん)
 ボルトチェンジ / エナジーボール / シザークロス / 電磁波
・ゼブライカLv32(特性未確認、オボンの実持ち)
 ボルトチェンジ / ニトロチャージ / 踏みつけ / 追い討ち

 ノーマルモードからの変更点は以下の通り。

1) 全ポケモンのレベル+2。
2) バチュルLv30の追加。
3) エモンガがオボンの実を持っている。

 アーティほどの魔改造は施されていません。逆に言えば、ノーマルモードのカミツレを押し切れるなら、こちらも何とかなるでしょう。

 ひとまずLv20で統一して戦ってみましたが、危うくエモンガに6タテされるところでした。一番硬いヤジロンは燕返しで40ダメージを受け、ピカチュウは燕返しは耐え切るものの次の電光石火でアウト。粘って何とか後一発で倒せるところまで持っていったものの、そこで手動交代からゼブライカが登場。ガーディはボルトチェンジの犠牲になったのだ……
 ここでモココが登場。
 電磁波で麻痺したミニリュウは特性の「ふしぎなうろこ」で防御が1.5倍になりますが、その上からモココの突進で確1。辛うじてユキカブリで追い返したものの、出てきたバチュルのシザークロスでゲームセット!


■Raigeki Break

 勝てるビジョンが全く見えなかったので、レベル上げの目安を考えます。
 まず、有用そうなレベル技について考えました。

●ヤジロン
 Lv21「げんしのちから」 Lv25「じばく」 Lv28「じんつうりき」
 「じばく」「じんつうりき」が大きいか。特にヤジロン(ネンドール)は自力ではサイコキネシスを覚えないので、PPも多い神通力はメインウェポンとして十分使用に堪えることが考えられます。また、死ななければ刺し違え覚悟で自爆できるのもポイント。

●ガーディ
 Lv30「こうそくいどう」
 フレアドライブがあるので、攻撃技として覚える「ほのおのキバ」「とっしん」「はじけるほのお」はあまり役に立たないかも。
 高速移動は……積めばエモンガも抜ける気がするが、積む余裕があるかどうか疑問。

●ピカチュウ
 Lv21「かげぶんしん」 Lv29「10まんボルト」
 雷の石は入手しているため、進化を視野に入れることもできるようになっています。また、十万ボルトなら進化後も技思い出しで補完できます。さらにボルテッカーがあるため、攻撃技としてのスペースが苦しいという部分もあります。

●ミニリュウ
 Lv25「こうそくいどう」 Lv31「ドラゴンテール」
 苦しい…。ミニリュウの耐久力では高速移動を積む余裕が考えづらく、また電磁波を考えると素早さを積んでも確1で攻撃できないミニリュウは、この範囲のレベル技に魅力が欠けているような。
 ドラゴンテールは一致物理技なのですが、「ダメージを与える吹き飛ばし」、つまり強制の後攻が少し苦しい。

●ヒトモシ
 Lv28「たたりめ」 Lv33「おきみやげ」
 「ふういん」はストーリーでは使いにくすぎる上、この技編成ではろくに効果を挙げられないのでスルー。「たたりめ」は状態異常の相手に使う場合威力が2倍になるゴースト技です。あたればかなり強力そうですが、ボルトチェンジを使うカミツレのポケモンへ直撃を狙うのは難しいかも。

●ユキカブリ
 Lv26「こおりのつぶて」 Lv31「ねをはる」
 氷タイプ版の電光石火である「こおりのつぶて」が目を惹きます。……が、エモンガ・ゼブライカ相手に出そうものなら返しで殺されるので、死に出しから最後の一手にしかならなさそうです。
 むしろカブリはLv36での「ウッドハンマー」、Lv41で「ふぶき」を覚えて進化が本命なので、ここでのレベル技にはあまりこだわりません。

 と、このあたりを考えると、レベル技目的ならヤジロン28ぐらいが上限でもよさそうです。


■アンチ・ライゲキ

 では、逆に耐久力の面から考察してみます。
 既に「パラメータ計算式」「ダメージ計算式」は解析されており、これらの式から計算で受けるダメージを算出することができます。
 HPや攻撃などを決定するパラメータ計算式については省略しますが、ダメージ計算式については次の通り。

最終ダメージ={(攻撃側LV * 2 / 5 + 2) * 技威力 * 攻撃側能力 / 防御側能力 / 50 + 2} * (0.85-1.00)

 小数点以下の数字は四則演算ごとに切り捨てです。
 「攻撃側能力」は物理技ならこうげき、特殊技ならとくこうを、「防御側能力」は物理技ならぼうぎょ、特殊技ならとくぼうを参照します。最終ダメージは計算値の85~100%を取ります(最後の*(0.85-1.00)がそれ)が、ここでは確定で耐えるために最大ダメージのみを考えます。

 敵の個体値を全て6V(全ての分野で最高の能力値)だと仮定し、こちらは努力値を無視して「今の能力値-1」になるような個体値を仮定して計算しました。
 この場合、Lv25頃に、ヒトモシがエモンガのボルトチェンジを確定で耐えるようになるようです。

 ヒトモシは、命中75と若干不安こそ残りますが、当たれば確実に相手を「やけど」状態にできる技「おにび」を覚えている現状では唯一のポケモンです。やけど状態のポケモンはターン終了時にダメージを受ける他、与える物理攻撃ダメージが半分になる強烈なデメリットを負うため、撒く相手を選べば強力な支援になります。
 相手のポケモンはエモンガ・モココ・ゼブライカの3体が物理寄りの性能を持っているので、これらをやけど状態に出来ればかなり有利に戦う事ができると考えられます。そのため、ヒトモシが相手の先手を確実に耐えるLv25前後がレベルとしてちょうどいいでしょう。

 では、実際にエモンガはボルトチェンジを使うか?
 タイプ一致であるボルトチェンジは、実質威力105となります。一方で、つばめがえしは実質90、弱点が突ける追い打ちは実質80と考えられるので、使わないと言う事はないでしょう。
 出てくる先ですが、炎タイプに弱く、ゴースト・炎タイプのヒトモシに対してボルトチェンジ以外の有効打を持たないバチュルはまず出てこないでしょう。また、モココも攻撃技はボルトチェンジと突進のみなので、あまり優先されないのではないかと考えられます。となれば、出てきそうなのはゼブライカ。
 ゼブライカは「ニトロチャージ/炎・威力50」「おいうち/悪・威力40」「ふみつけ/無・威力60」を持っていますが、やけど状態にさえすれば脅威にはならなさそうです。残る特殊技のボルトチェンジは、地面タイプのヤジロンで完封可能。相手が6Vだと仮定した時、Lv25のヤジロンであれば、やけど状態込みで追い打ちを2発耐えます。これなら、最悪回復アイテム連打で粘り勝ちに持って行けるでしょう。
 バチュルについては、ボルトチェンジさえ飛んでこなければフレアドライブで一撃です。ガーディは可能な限り温存することに決定しました。
 モココは…使いどころが正直無いので、弱点技を一切使ってこないここでユキカブリを使います。

 組み上げた作戦は大まかに行くとこんな感じ。

1) 先発はヒトモシ。エモンガのボルトチェンジでゼブライカが出てくる事を期待して「おにび」を使用。やけど状態にならなかったらリセット。
2) ヒトモシはここで落ちるので、ボルトチェンジで帰らなかったらヤジロンを投入。
3) モココvsユキカブリ、バチュルvsガーディの構図で撃破。なお、ユキカブリについては倒せなくても良い。その場合はガーディかミニリュウでフォローする。
4) ゼブライカが再度出てきたタイミングでヤジロンを投入。やけど+あられによる継続ダメージとサイケ光線でゼブライカを削り取る。
5) エモンガはピカチュウで電磁波を撒いて先制を確保し、オボンの実を消費させたところでミニリュウを降臨させる。竜の怒り×2で倒せるはず。


 では、これを実戦に持ち込みます。

◆vs カミツレ(チャレンジモード) 編成
1. ヒトモシLv25(霊/炎、もらいび、こうかくレンズ)
2. ピカチュウLv25(電、ひらいしん)
3. ユキカブリLv25(氷/草、ゆきふらし、きせきのタネ)
4. ミニリュウLv25(竜、ふしぎなうろこ、しんかのきせき)
5. ヤジロンLv25(地/超、ふゆう、たべのこし)
6. ガーディLv25(炎、もらいび、おまもりこばん)

 持ち物ですが、ここに来るまでに「進化の輝石」「広角レンズ」「お守り小判」「学習装置」を新たに回収出来ます。
 まず、命中を確保したいヒトモシが広角レンズを持つことが確定。
 次に進化の輝石(そのポケモンがまだ進化できる場合、防御・特防が1.5倍になる)で迷いましたが、エモンガ基準で確定数が変わりそうなポケモンがミニリュウぐらいしかいなかったので、ミニリュウに持たせます。ガーディは燕返しが確2→確3に変化するのですが、フレアドライブで自分の命を削りまくるガーディは結局確2のままなので、確実に出す事を考えお守り小判を持たせておきました。
 また、持久戦を挑むヤジロンは食べ残しで確定数がずらせないかあがいています。また、先にユキカブリを出した場合、あられのダメージ→食べ残しで回復の順で差し引き0ダメージにできる利点もあります。

 まずはヒトモシとエモンガがご対面。追い打ちなどを使うケースもあるようですが、今回は無事ボルトチェンジでゼブライカと交代してきました。鬼火を直撃させてゼブライカを機能不全にします。返しにゼブライカもボルトチェンジで退場、ヒトモシを落としながらモココが出てきました。
 モココが相手なら、こちらが出すのはユキカブリ。あられで削りながら、草笛(眠り状態にする、命中低め)が当たる事を祈りつつ葉っぱカッターで攻撃していきます。カミツレのすごいキズぐすりを吐かせ、ここでミックスオレをひとつ投入。
 ユキカブリは残念ながらモココを倒せなかったので、ガーディがフレアドライブでフォロー。残念ながら静電気の効果で麻痺が発生してしまいました。次に出てくるのがゼブライカとの事なので、ここでヤジロン先生を投入。
 ボルトチェンジ(とんぼがえり)での交換は、そもそも攻撃が命中しないと発生しません。タイプ相性による無効は命中していない扱いとなるので、ゼブライカを交換する場合、手動交換になります。ポケモンの敵トレーナーAIは、技の相性的にどうしようもない場合は積極的に手動交換してきますが、今回は攻撃でダメージを与えられるため、手動交換には消極的になるようです。先述の通り、追い打ちの場合はヤジロンは2回耐えられるので、サイケ光線2回→ミックスオレ→死ぬまでサイケ光線の持久戦で何とか撃退。
 次に出てきたバチュルには、麻痺状態という不安要素こそありましたがガーディを投入。麻痺でなくても後攻フレアドライブは確定だったので、ボルトチェンジが飛んでこない事を祈りつつ吐き出します。結果、飛んできたのはエナジーボール。おいしくクモの丸焼きをひとつ完成させました。
 最後のエモンガは、まずピカチュウで電磁波を撒いて先制を確保し、ヤジロンにミックスオレを使ってHPを満タンに戻します。先手取れねっかなーと思ってガーディで突っ込んだら当然のように電光石火された。ヤジロンがサイケ光線で削ってオボンの実を消費させ、最後に残ったミニリュウが竜の怒りでゲームセット!


 ……とまあ、大惨事になりましたがなんとかドSなカミツレ嬢を突破致しました。
 ここばかりはかなり厳密に作戦を立ててプレイした関係上配信できませんでしたが、今後は何とかなるといいなあ、と考えています。
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